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呼び込み屋たちの挽歌

僕は、この世で最も変化の激しい業界は、「呼び込み業界」だと思っています。

「呼び込み業界」。それは、夜の街に立って自分の店へ客を誘っている人たちで構成される、殺伐としたシーンです。
彼ら彼女らは、だいたい風俗か、飲み屋か、カラオケの店員。どんなに寒い日でも、どんなに暑い日でも、決してへこたれず、一生懸命呼び込みをしています。

基本的には街を歩く人たちから、ウザがられ、無視される存在の彼ら。そんな彼らは、生き残るために、知恵の限りを尽くしています。
今でも忘れません。5年ほど前、六本木交差点付近で、30秒くらいの間に立て続けに、3人の呼び込み屋から、こう言われたことを。

  
 
「はいムチムチムッチンプリン、いかがですかー」

「はい満員電車痴漢し放題、いかがですかー」

「はい右手におっぱい左手におっぱい両手におっぱい、いかがですかー」
 
 
 
パパ、ここに言葉の魔術師たちがいるよ! そのとき僕はそう思いました。
それ以来、呼び込み屋には常に注目しているのです。

先日、某駅付近で、僕はいつものように呼び込み屋の執拗な攻撃を交わしていました。
すると、呼び込み屋のうちの一人の顔が急に青ざめ、おなかを押さえてうずくまってしまったのです。
何やら微妙に痙攣とかしています。さすがにちょっとタダごとではなさそう。周囲の呼び込み屋や通行人も数人立ち止まりオロオロしています。携帯に手をかけ救急車を呼ぼうとしている人もいました。

その呼び込み屋は、しばらくの間おなかを押さえて地面にうずくまっていましたが、やがて、声を絞り出すように、必死の形相で、こう言いました。
 
 
 
「すみません、どなたか、私と一緒にお店に行っていただけませんか……」
 
 
 
呼び込みかよ! 芸が複雑すぎて呼び込みになってねーよ! 考えすぎなんだよ!

呼び込み業界は、ここ最近、再び新しいステージを迎えたようです。
いったいどこまで進化するんですかね?

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んと、僕も同じ場所で半年くらい前に呼び込み受けたことあり
ます。言葉のシャワーの中で個人的に白眉だなぁと思ったのが、
「チクビ!」
そんだけなんですが、チの前に小さいンが入ってました。

「目の前おっぱい40個ー!」
の呼び込みが記憶に残っています。中州。

ライトボックス(こんなの http://www.minato-photo.co.jp/minette/lightbox.htm )でおねーちゃんの写真を見せられたときにもちょっとびっくりしました。
ああいうものは紙のチラシが最強だと思っていたので。

夜の路上で透過光は、かなり目立ちます。

歌舞伎町の風俗店のネーミングも注目です。
「やまとなめしこ」
「モム・サッピュ」
等々。
短い言葉に全てを込める日本語の真髄は、実は今、風俗産業が担っているのではと思っています。

ÅuÇŸÇÒÇ¡Ç∆ñàì˙èãÇ¢Ç≈Ç∑ÇÊÇÀÅ[ÅBǮǡǜǢó‚ǶǃNjÇ∑ÇÊÅ[Åv
at òZñ{ñÿ

「ピッチピチの初物だよー」が一番初めに聞いた呼び込み。

歌舞伎町のネーミングで強烈な印象を受けたのが

「フェラドーナ ~伝説の5人抜き~」

ってお店でした。。。

昔、大阪のキャバにいたとき、その店がやってた呼び込み・・・というか、ノルマが達成できなくてムシャクシャした時のヤケは、発車直前の車に体当たりして
「慰謝料、慰謝料!同伴、同伴!」
と、諸手を挙げてチラシをぶんぶん振り回しながら叫ぶというやつでした。でもあまりに恒例の行事すぎて警察呼んでも誰も来ないし、知ってる人はだいたい
「やっかましわ!」
で済んでしまって、轢き殺される人もおらず、寒空のコントショーみたいでした。

いつも読んでます。さん:
 天才ですね。あの世界にはたくさん天才がいますから。

きんたまさん:
 萎えるっちゅーねん!

さいもんさん:
 ああ、それは頭いいですね。

やっさん:
 基本ワードですね。

グリコさん:
 ヤケを解消できてないですね。

僕は呼び込みに呼び込まれやすい顔をしているせいか5回に3回は腕をつかまれるのですが、六本木は表現がかわいくていいですね。
「なまちち!なまちち!」
「もんで!もんで!もんじゃってー!」
「はい!お兄さん!はっするはっするー!」

よーし、お兄さんハッスルしちゃうぞー
と、ついフラフラよろめいてしまいます

気をつけてください!

言葉にリズムがありますね。既に詩の世界に突入していると思います。

基本的に無関係な記事にトラバしてしまい申し訳ありません、いつも楽しく拝見させていただいてます、たろーと申します。

「おっぱい」という曲を作ったのですが、それをゼヒ小鳥さんに聴いていただきたかったものですから…。

よろしくお願いします。

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