ただいま熊野より帰還しました!
簡単にサマリと感想をば。
いやー熊野、とても良かったです♪
結局10日くらい行っていたのかな? 今回の旅は、事前に何も調べず、何も用意せずに行きました。
車で熊野方面に行って、泊まるところはその日の夕方に決める、何をするかは前日の夜に決める、といった按配で。
全てを出会いと偶然と直感に頼った10日間でした。
今回は結果的には、「神社をめぐる旅」にもなりました。
熊野は、非常にアクセスしずらいところであるにも関わらず、
昔から「蟻の熊野詣」と言われるほど、身分の貴賎を問わず多くの人が訪れ、
神社にお参りし、帰って行きました。
後白河上皇など38回も熊野詣をしたそうです。好きすぎですね。
その熊野詣の道は、2004年、「紀伊山地の霊場と参詣道」として、世界遺産に登録されました。
で、最初は世界遺産を巡っているつもり、山歩きをしているつもりだったのですが、
「祈りの道」として歩いてきた昔の人の気が残っているのでしょうか、気が付いたら本当に、
「神社を巡っている。詣でに来ている」気になっていました。
僕の今回の旅は、大雑把に言うと以下のようなルートを辿りました。
まず、ふと気が向いて、気が付いたら伊勢神宮に。
その後伊勢路の松本峠とか鬼ヶ城とか
熊野速玉大社、神倉神社(ゴトビキ岩)
補陀洛山寺、そして大門坂を経て熊野那智大社、青岸渡寺、那智の大滝
海岸沿いをグルッと周って、トルコ記念館とか本州最南端と言われる潮岬灯台とか南方熊楠記念館とか
滝尻から熊野本宮大社まで、熊野古道の最奥の1つ、中辺路を歩く
そして、熊野本宮大社ならびに大斎原を見て、つぼ湯に入る
熊野は、どっからどう見ても日本で、普通に普通の人々が暮らしている地のくせに、全体的な雰囲気が全く日本でないような、不思議なところでした(住んでる人すみません……これ、褒めてます……)。
なんというか……熊野は古事記以前の太古より、「黄泉に近い場所」「神の住むところ」と、あの世扱いされて、
宗教的にも神道、修験道、真言密教と、いくつもの宗教にとって聖地、修行の場とされていたようです。
また、僕自身は霊感は全くないのですが、周囲のそういう系の力が強い人もことごとく、熊野は特別な場所だと言っています。
オーラの泉の江原啓之さんも、スピリチュアル・サンクチュアリだと言っていたとか。
知の巨人南方熊楠や、合気道の創始者植芝盛平、作家の中上健次といった、どこか底も得体も知れない巨人を排出してきたのも、なんだかうなづける、そんな所でした。
そして、そういう霊場だからこそ、熊野へ行って帰ってくるということは、「黄泉がえり」「リセット」「リバース」、つまり「生きながらに、死んで浄土に生まれ変わって成仏し、そして、再び現世に帰っていく(み熊野ネットより)」という意味があるそうです。
12年間働いていた職場を辞め、次やることも決まっていないような僕にとっては、タイミング的にも合った旅だったのだと思います。
もちろんブログ記事のネタもしこたま仕込んで来ました。それはまあおいおいと。
熊野古道を歩く
山と渓谷社大阪支局

コメント