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エコな図書館、じてんしゃ図書館

Bycyclelibruary2007042803

 
街をのほほんと歩いていたら、

イケメンで、
着物を着て、
荷物たくさん持って、
後ろに水車をくくりつけた自転車に乗っている、

そんな若者を見つけたので、
思わず声をかけたんです。

 
 
 
 
 
僕:「なんですか? これ」

若者:「あ、これ、図書館です」

 
 
 
 
 
図書館!?
確かに水車を見ると、羽根板の一枚一枚に、
本がかかっています。

 
 
びっくりして、いろいろ詳細を聞いてしまいました。
彼は、この「じてんしゃ図書館」を引っ張って、
日本一周をしている最中だそうです。

愛知からはじまって、
北海道まで周って、今東京。
ここまでで、なんと2年。ずっと自転車を漕いで、
お金がなくなったらバイトをして、本を買って、
また旅に出る。そんな生活だそうです。
次は九州の方に行くとか。

 
 
そもそもこの旅は、
この若者と1冊の本との出会いからはじまりました。

 
百年の愚行
池澤 夏樹 (寄稿), アッバス・キアロスタミ (寄稿), フリーマン・ダイソン (寄稿), 鄭 義 (寄稿), クロード・レヴィ=ストロース (寄稿), 小崎 哲哉 (著)

Think the Earth Project (著)

 
百年の愚行」は、
20世紀に人類が何をしてきたかを、
写真で紹介している本だそうです。

 
若者はこれを読んで、
非常に衝撃と、それと危機感を感じます。
このままだと21世紀も、
人類は同じ過ちを犯してしまうかもしれない。

そしていてもたってもいられなくなり、
行動を開始したんだそうです。

 
基本的には彼は、
この「百年の愚行」を全国の図書館に置いてもらうために、
全国を旅して、図書館を回って、お願いして歩いています。

また、旅の道中で出会った人たちに
図書館のように、本を貸し出していっています。

 
「何か借りていきますか?」
とお誘いを受けたので、
しばらく悩んだ後、この小さな本を借りました。

 
ハチドリのひとしずく いま、私にできること
辻 信一 (監修)

 
すると若者は、
なにやら裏に書き込みはじめました。

 
Bycyclelibruary2007042802

 
書いていたのは、
葉っぱが1枚だけ書かれた、
のイラストでした。

 
Bycyclelibruary2007042801

 
「読み終わったら、葉っぱを1枚書き込んでください」

と、若者は言いました。

「そして、他の誰かにこの本を渡してください。
いつかこの木についている葉っぱが、
いっぱいになることを祈って」

 
 
 
なんとまあ、
何もかもオリジナリティ溢れる人なんだろう!
そしてなんとまあ、
利己主義や損得や効率を超えて行動してるんだろう!

すごくピュア生命力いっぱいです。
明日からゴールデンウィークだってときに
こんな爽やかなエピソードに出会えるなんて、
幸先いいなあ、と気分がよくなりました。

 
 
 
なんらかの手段で彼を応援してあげたい、
と思って、こうやってブログをしたためています。
彼のホームページは以下のとおりです。

じてんしゃ図書館あそブック

もしどこかで彼を見かけたら、
ぜひ声をかけてみてください!
きっと元気になれますよ。

p.s. じてんしゃ図書館がきっかけで、有名ラーメン屋と仲良くなりました。不思議な縁。

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あ、会ったんですか?

いいですねぇ~(笑)

BE-PAL2006年2月号の記事を読んでから「どこかで会えないかな~」と思ってました。
その記事では車に追突されて自転車が大破したって書いてあり、その後どうしたのかな?と思ってましたが無事旅を続けられてるみたいですね。ヨカッタヨカッタ。

あ、ちなみに当時その記事を読み、「百年の愚行」を買った一人です。

普及版の安いほうですが。(笑)

はじめまして
数年前から、時々お邪魔してましたが、
先日、私もこのおにーさんを見かけたので、
思わず初コメントしちゃいます。

私が会ったのは、先日、代々木公園で行われた
アースディのイベント中です。
人ごみの中を縫うように、本を載せた水車の
自転車をゆっくり押して歩いているおにーさんがいて、
そのイベント限定の「仕込み」(←ごめんなさい・・・)
なのかと思ってましたが、全国を旅してる方
だったのですね~

私はその場で声をかける勇気が出なかったですが、
今回の記事のおかげで、謎がとけました!

ただの「とおりすがり」から「一期一会の出会い」
にするには、「声をかけるほんの少しの勇気」
が必要ですネ。
(初めてなのに長いコメントで失礼しました)

はじめまして、snyapと申します
実は、この「じてんしゃとしょかん」を見かけました
2007・5・19日 埼玉県蕨駅の近くです
最初見たときは、びっくりしましたが
よくよく見たら、「じてんしゃとしょかん」という
看板らしきものを見つけ
きっと、本の好きな方で、子供たちなどに
ボランティで回っているのかな~と
勝手に想像していました

そんな、経緯があったんですね
どっちにしても、本がほんとに好きなんですね
なんか、感動しました

はじめまして。昨日 千葉県君津市 君津中央図書館の前で土屋さんに出会いました。
地べたに寝転んで書き物をしていたので、怖かったのですが
息子が本を手に取り話しかけ話が進んでいきました。
「かわいそうなぞう」をお借りして、葉っぱの絵を書いてくれました。クラスメイトでまわしてもらおうかなぁと考えています。

茨城県鹿嶋市

先日、我が家にお泊りいただきました。
なかなか鋭い目つきをした礼儀正しい青年でした。
一晩を共に過ごしてお話を聞き、「百年の愚行」を見せていただきました。
私自身も小さい頃から親の影響で人間の「愚行」に関する書籍を目にすることが多く、その度に言葉に出来ないほどの衝撃を受け、人間の隠された本質の恐ろしさに疑問と危機感を抱いていました。
それなのに心に湧き出た思いを彼の様な手段で世の中に訴えようとは思いもしなかった。
きっと私はただの凡人だからだろう。

うちに泊まっていただく事になった経緯は省略するとして、そうなる前に昼間道ですれ違い、ギロリと鋭い視線に出会ってただならぬものを感じました。
そして不思議な縁で我が家に一晩。
言葉は少なく、でも確固たる信念をオーラの様に発している方でした。

また機会があればお立ち寄りいただきたい。
このコメントを読まれた方でその後彼にお会いするチャンスに恵まれた方はどうか彼から自分なりの「何か」を存分に感じ取っていただきたい。

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