好き嫌い

僕は食べ物の好き嫌いがありません。

正確に言えば、わりとどの食べ物も同じくらい好き、です。

なので、食べ物の好き嫌いがある人の気持ちが
どうも 理解できません。

可愛そうな人だなぁ、とさえ感じてしまいます・・・・

　
　
　

先日、友人のウロコハラ君（本名）とデリバリーのピザを
注文して食べた時の話です。

　

ウロコハラ君（本名）はキノコ類が全部食べれません。
なんでも、キノコ独特の臭いがダメなんだそうです。

　

その時は新メニューのちょっとゴージャスなピザを
２人で頼んで食べました。

　

　
「うわっ！超〜ウマいっ！！

　

　スゲ〜ウマい、これっ！！」

　
　
　

ウロコハラ君（本名）は想像以上に美味しかった
新メニューのピザにすこぶるご機嫌でした。

　
　

「ほんとにウマいっ！！
　
　　ピザの中で一番ウマいっ！！
　
　
　　え、これ、なんてヤツだっけ！？
　
　また頼みたいっ！！」

　
　
　

僕はウロコハラ君（本名）にメニューのチラシを
手渡しました。

　
　

すると・・・・

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

「・・・・えっ！？これ、マッシュルーム入ってんの！？

　
　
　
　
　

　うわっ！！超〜〜〜マズいっ！！　

  スゲ〜〜〜〜マズいっ、これっ！！」　 　 　

　
　
　

ええぇえぇえぇえぇぇ！？！？

　
　
　

き、君の苦手なキノコの臭いっていうのは、

入ってると分かったとたんに広がるの！？！？

　
　
　

「ほんとにマズいっ！！

　めちゃめちゃキノコ臭かったもんっ！！」

　
　
　
　
　

いやいや！！ 

　

これ以上食べたくないっていうのは、まだ分かります・・・・

　
　

しかしっ！！

　

さっきウマいウマいと興奮して食べたものまで
『やっぱりマズかった』というのは
明らかにおかしいでしょっ！！

　
　
　

な、なんですか、それ！？

　
　

歴史認識の違いですか！？！？

　
　

思い出の美化ですか！？　

　
　
　
　

おかしなキノコでも

食べ過ぎちゃったんじゃないですか！？！？　

　
　

 

　
　

「ピザの中で一番マズいっ！！
　
　　え、これ、なんてヤツだっけ！？
　
　　二度と頼まないっ！！」

 

　
　　
　
　
　

好き嫌いがある人の気持ちは本当に理解できません。
　
可愛そうな人だなぁ、とさえ思ってしまします。