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キャストとスタッフでは立場が違う
ちょっと真面目なお話。
エンターテイメント業界において、経験の浅いスタッフは
「何か問題が起こったときに一番ケガをするのは
他ならぬキャストだ」
ということをあまり理解できていないことが多い。
大きな失敗があった場合、スタッフは一般社会人的な
“みそぎ”(反省文とか減給とか移動とか)さえ済めば
その後も別の現場でいくらでもチャンスがあるが、
キャストはそれっきり表舞台に立てなくなってしまう
可能性も大きい。
エンターテイメント業務に関わる全てのスタッフは
「自分の一挙手一投足がキャスト(もしくは作品自体へ)
致命的な傷を与えかねない」という事実を肝に銘じて
業務にのぞんでほしい。
一般社会人と違って表に出る仕事はやり直しが利かないため、
立場が全く違うのだから。
僕が作品のTwitter担当やHP担当に口うるさく言ったり、
ユーザーから見て立ち位置のよく分からないスタッフが
Twitter上でキャストに絡むことに対して厳しいのは
そんな理由からです。
どのスタッフも自分が関わった作品の評判が良くて
浮かれてしまう気持ちはもちろん分かるし嬉しいけどね。
ちなみに、こんなにふざけた性格の僕がこういう問題に
めずらしくナーバスなのは、もともと自分が出役を
やっていた経験や、大所帯の民放キー局のバラエティ番組で
コンテンツ制作を勉強させていただいた経験から
来るものだろうと思います。
June 6, 2014 | 固定リンク
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