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ある愛社精神
ちょっと真面目なお話。
僕がサラリーマンの経験がないからなのか、
そういえば昔から違和感を感じていること…
企業の人は自社の主力商品に対する評価が外部から見ると異常に高くて、
そこに世間との温度差があることにまったく気づいていないことが多い。
しかも自分はそのブロジェクトに関わっていなくても妙にドヤ顔で誇らしげ・・・。
疑問に感じてそれを指摘すると「愛社精神だ!(半ギレ)」
と言い返されることが多いが、よく教育されているんだなぁと
感心すると同時に、仕事で関わることになったときに話が噛み合わなくて
どこから溝を埋めていけば良いのか途方に暮れる。
自社商品に誇りを持つことは大変結構だと思うが、
世間一般からはどう見られているのかをキチンと理解して
正しい戦略を立てることがビジネスマンとして
重要なことなのではないかと思う。
大学という場所では「物事を多角的に分析して論理的に考察&検証する」ってこと、
つまり「研究の仕方」を学ぶはずだけど、優秀な大学を出て大きな企業に入る人ほど
「会社のために理不尽を受け入れる」という再教育を徹底的にされるらしい・・・
なんて皮肉なことなんだろう。
そこに会社や会社員個人として側面的なメリットもあることは理解するけど、
それが本当に会社のためになっているとは思えないし、
ひとりの人生としてもすごく本末転倒だなぁと感じる。
October 3, 2014 | 固定リンク | ()
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