41歳、もうひとつの目標

誕生日の翌日、思わぬ方々に祝っていただきました。
その席でのこと。

「石ダテさんはTwitterにネガティブなことを書きすぎだ。
　どんなに正しいことを言っていてもTwitterに書くというだけで
　“場外乱闘感”が出てしまってマイナスに受け取られてしまうので
　とても損をしている。
　同じ内容を発信するんでもロフト的な飲みながらの小さいイベントで
　暴露話にしたり、視聴者の限られた有料配信の場で笑い話にしたほうが
　悪者に見えないし、ファンも喜んでくれる。
　もったいないですよ！」

そんなありがたい話をいただいて涙が出そうになりました。
本当にその通りだと思う…最高のバースデープレゼント。

どうも裏方になって、そして“監督”という重々しい肩書きが
ついてからというもの、
「Twitterやブログだけは唯一自分が自由に発信できる場所で、
　そこではたとえ人から嫌われてでも正しい情報を発信しなくてはいけない。
　作品に対する誤解だけは自分で責任持って解かないといけない！」
という、変なスイッチが入ってしまっていたように思います。

のちのち暴露ネタとしてエンターテイメントに昇華できるものだから、
わざわざTwitterで悪者に見える形で使ってしまうのはせっかくのネタが
もったいない、っていう発想は、裏方になってすっかり忘れていた
“表舞台に立つ人”の感覚だと感じました。

良いんだ良いんだ、ユーザーさんたちが知っている情報だけで
ああでもないこうでもないと自由に考察することまで含めて
エンターテイメントなんだ。
柄にもなく、なんでこんな真面目に固執してしまっていたんだろうな。
もっと等身大で居ることを心がけよう。

怒り、驚き、困惑・・・人が振り回されている様を客観的に見せることが
「笑い」の生まれる構造だ、なんて偉そうなことを言っておいて、
自分がそれを一番実演できていなかったという反省。
うん、気付かせてもらえて本当に良かった！

おそらく週に１回しか家を出ないような缶詰になって仕事している
ピークの時期だと愚痴を聞いてもらう相手もいなくて、
TwitterとFacebookだけが外界とのつながりになってしまう、
っていう環境も良くないんだろうな・・・。

腹が立つことがあったらストックしてネタにできるよう、
Twitterやブログにはネガティブなことを書き込まないということも
「41歳の目標」にしようと思います。