みなさん、きっと必ず1つや2つは、「俺、それ全然知らなかったんだけど、今さらそれ言えねえなあ」とか「今さら聞けねえよなあ」ということがあるでしょう。
それは、「トリビアの泉」に出題されると、他の人は全然「へー」ボタンを押さないけど、あなただけ激しく「へーへーへーへーへー」を押しまくる、という状態に似ています。
それは、あなた一人にとっての「トリビアの泉」なのです。
トリビアの泉なんだから、今まで知らなくて当たり前。大声で「へー!」と言うに値する、新しくて珍しい情報です。
例えば僕の場合は、
・鉄分をたくさん集めても鉄にはならない
・尿素には尿は入ってない
・「場末」は「ばまつ」じゃなくて「ばすえ」と読む
・トライセラートップスのボーカルのお母さんは平野レミだ
・矢田亜希子っていう名前の女優がいるらしい
・イタリアのあのモチッとした食べ物は「ニャッキ」じゃなくて「ニョッキ」だ。「ニャッキ」は芋虫のアニメだ
・「ROI値」という言葉の意味が全く判らない
・伊良部は大リーグから日本に帰ってきている
・leeとリーバイスは別物
などなど。これらは、少なくとも僕にとっては「トリビアの泉」です。
今まで僕は、話の途中で知らなかったことや知らないことが出てきても、あまりにも常識的っぽいことだと、あたかも知ってるかのように頷いて、自分が薄ら馬鹿であることを隠してきました。
しかし、これからは堂々と
「へー!」
または
「それ何?」
「○○だよ」
「へー!」
と言うことにします。そしてすかさず
「それ、俺的にはトリビア」
と爽やかな笑顔で返せばバッチOK。またたく間に今風な会話の出来上がりです。
ああ、早く使ってみたいなあ。
と、ここまで書いといてあれですが……実は見たことないんですけどね、トリビアの泉。