僕は基本的にハウスとかタップとか、ステップ系の人なのですが、最近ヒップホップな動きに興味が出て、時間があるときはスクールに通ってます(少し前までは「ダンスをスクールで学ぶなど邪道。クラブで身につけるべし」くらいに思っていたのですが、大人になり、スクールに通うのにも抵抗がなくなってきました)。
僕が通ってるスクールは、ダンサーが個人でやってるトコで、僕以外の生徒は全員大学生という、激しく若々しいところです。
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スクールは、最初の1時間はいくつか新しいステップをやって、次の1時間はルーティンをやる、というスケジュールです。
今日はステップの時間に、ちょっとソウルな、ウェーブを多用した動きをやりました。
僕も大学生どもも、一応できてはいるんだけど、イマイチ格好よくありません。
キモい動きを繰り返す僕が、鏡に映っていて、1秒ごとに鬱が襲ってきます。
そんな僕たちを見て、先生が言いました。
「みんなぁ、黒人になりきってー。
はい黒人黒人こーくじん、
黒人黒人こーくじん、
黒人黒人こーくじん、
黒人黒人こーくじん、
黒人黒人こーくじん、
黒人黒人こーくじん、
黒人黒人こーくじん、
黒人黒人こーくじん」
先生が、リズムに合わせて、こーくじん、こーくじんとカウントを入れています。
シュール過ぎです。モノホンの黒人が聞いたら、意味不明のあまり脱糞してしまうかもしれません。
この先生は一応国内ではスーパーAクラスの大カリスマなのですが、とても力が抜けていて、いつもこんな調子で、とても良いです。
しかしこの合いの手に笑いながら「僕は絶対黒人のモノマネダンスなどしない。自分オリジナル、日本人オリジナルで行く」と強く決意したのは、内緒です。
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