実は僕、秀丸エディタが大好きです。特に秀丸マクロが好き。
ってゆーかマクロは全般的に好き。
みんなテキストエディタのマクロ使ってると思ってたのに、最近周囲に聞いてみると、
「使おうと思ったことすらない」
という答えがよく返って来て、びっくりします。
便利ですよ。ぜひ使ってみてください。
さて。今日は、日常作業のほぼ全てを秀丸でこなしたい、あまりにもコアな秀丸ファンのあなたのために、「小鳥ピヨピヨ式」のAmazonアソシエイトリンクを貼る際に、なかなか便利な秀丸マクロを作ってしまったので、ここで紹介してみることにします。
● 使い方
- 事前準備
- 秀丸で、【その他(O)】→【動作環境(E)】を開いて、「常駐秀丸」を機能を選択
- 「秀丸エディタの常駐(T)」と「クリップボードの履歴を取る(H)」にチェックを入れる
- 以下のマクロを「affi.mac」とか名づけて、秀丸のexeが入っているフォルダ(多分C:\Program Files\Hidemaru)と同じところに入れておく(「alittlebird-22」と書いてあるところは、自分のAmazonアソシエイトIDに書き換えておく)
insert "<a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/";
paste;
insert "/alittlebird-22/ref=nosim/\"><img src=\"";
getcliphist 1;
paste;
insert "\" border=\"0\" style=\"float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;\" /><strong>";
getcliphist 3;
paste;
insert "</strong></a>";
insert "\n";
getcliphist 3;
paste;
insert "\n";
insert "\n";
insert "[<a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/";
getcliphist 3;
paste;
insert "/alittlebird-22/ref=nosim/\">Amazonで詳細を見る</a>]<br clear=\"all\" />";
- 使い方
- Amazonで目的の商品を表示したら、以下の順にコピーする
- 商品名
- 作者名
- 画像のURL(IEだったら画像の上で右クリックして「プロパティ」を選ぶと、その画像のURLが出てくるので、それを選択してコピー。FFだったら右クリック後「この画像のURLをコピー」を選択)
- ISBN番号
- 秀丸に戻って、さっきの「affi.mac」を実行する
- Amazonで目的の商品を表示したら、以下の順にコピーする
以上で、「小鳥ピヨピヨ」風のAmazonリンクを生成できます。ちなみに作者名がないバージョンの商品は、以下のマクロを使ってください。
insert "<a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/";
paste;
insert "/alittlebird-22/ref=nosim/\"><img src=\"";
getcliphist 1;
paste;
insert "\" border=\"0\" style=\"float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;\" /><strong>";
getcliphist 2;
paste;
insert "</strong></a>";
insert "\n";
insert "\n";
insert "[<a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/";
getcliphist 2;
paste;
insert "/alittlebird-22/ref=nosim/\">Amazonで詳細を見る</a>]<br clear=\"all\" />";
「……えーっと、これ、別にAmazletとかG-Toolsとかでいいんじゃね?」という声が聞こえてきそうですが……G-Toolsはtableタグを使用していて重そうに感じ、Amazletはしばらく使ってたんですけど、何故か売り上げがありえないぐらい下がっちゃったので(使い方が悪い?)、最近はこのマクロを使ってます。
もちろんG-ToolやAmazletが対応したら、そっちの方がBookmarkletにできて便利なのでそっちに乗り換えるつもりですが。
あ、ついでに、リンクをパッと生成するマクロも紹介しておきます。
以下のマクロを、「href.mac」とか名づけて、秀丸のexeが入っているフォルダ(多分C:\Program Files\Hidemaru)と同じところに入れておいてください。
cut;
insert "<a href=\"";
getcliphist 1;
paste;
insert "\">";
getcliphist 1;
paste;
insert "</a>";
使い方は簡単。
- リンクしたいURLをコピー
- 秀丸に戻って、リンクしたいテキストを範囲選択して実行
以上です。Amazonアソシエイトマクロより、こっちの方が需要あるかもしれないですね。
ところで……今回のこの記事を読んで「へーいちるさんってプログラム書けるんだ」とか思ったあなた。
全然違いますから。
これマクロです。ほとんどは秀丸がShift+F1で自動生成してくれました。
手書き部分も、ヘルプ読めばサッと理解できるくらい簡単です。
マクロは、ほんの小1時間くらいの勉強で、簡単に習得できて、なおかつ自分の作業を色々と自動化できて便利です。
拍子抜けするほど簡単なので、ぜひぜひ一度チャレンジしてみてください。クリスマス3連休とかに。
編集者・執筆者のための秀丸エディタ超活用術
西谷 能英 (著)