これこそが、僕がやりたかったゲームです。
「MOTHER2」を10年以上前にプレイしたとき、
ラストシーンで涙が止まらなかったことを、
昨日のことのように覚えています。
いしたにさんとも話したのですが、あの涙は
「ストーリーに感動した涙」
ではありませんでした。
そうではなくて、
「仕掛け」
に対する涙でした。
ネタバレしないように書くのが難しいのですが、
ほんの一瞬前までゲームだと思ってプレイしていたものが、
突然、自分自身についてのリアルな物語になってしまった、
その衝撃があって、
しかもその出来事が感動につながっていました。
あれは見事でした。
小説や映画や漫画では不可能な、
コンピューターゲームならではの特長を生かしきった、
最高のエンディングでした。
それからもう10年間。
僕はずっと、この日がくるのを信じて待ち続けてました。
(すみませんほとんどの時間は忘れてましたが…)
忘れもしない2000年8月、
糸井重里氏がほぼ日でMOTHER3の開発中止を発表したときは、
呆然としながら、
「いつか金持ちになって、開発を再開させてやる」
と、意味不明の決意をしたことを、覚えています。
MOTHER3は、このまとめサイトにもあるように、
本当に紆余曲折があり、でも本当に望まれていて、
そしてとうとう、このたびリリースの運びとなりました。
いや本当に嬉しいです。
MOTHER3を思う存分プレイする時間を確保するためにニートになった、
といっても、もしかしたら過言ではないかもしれません。
続くかどうか判りませんが、
「マザー3様(Sir MOTHER3)プレイ日記」
というブログを立ち上げてみました。
まあそのくらい楽しみにしてるということです。
もしMOTHERやMOTHER2をやったことない人は、
MOTHER3が終わった後、是非プレイしてみてください。
感動もひとしおですよ。
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