2008/4/1 update:今年もやりすぎているようです。
ウルトラマンメビウスの最終回、
もう3回も見てしまいました……
ところで、円谷の公式サイトは、
毎年エイプリルフールが半端ないと聞いたので、
先ほどアクセスしてみたら……
ウルトラマンたちが参加するSNS、その名も
『エムナナハチ』が、できていたんです。
……えーっとですね、
恐ろしくよくできてますよ。
まずはトップページにて、
ウルトラの父が、
「去年の4月1日はアクセスが集中してしまい、サイトを見れない人がたくさんいたようだ。 申し訳ない。父が謝ろう。
そんな事情もあり、去年見れなかった方へのお詫びを兼ねて、今年もSNSだ。UruTubeとかUrupediaとか78ちゃんねるを期待していたらすまない。」
と謝罪しつつ、
しっかりと去年のWebのトレンドを押さえた発言をしています。
ログイン直後はウルトラマンメビウスのページ。
マイミクには、
ウルトラ兄弟の他にも、
メフィラス星人とか、インペライザーとか、
なんかいろいろとてんこ盛りです。
日記もコミュも、結構充実しています。
しかもどれもこれも、
視聴者に寄り過ぎたウルトラネタばかり。
たとえば1つ、例を紹介しますね。
ザムシャーという宇宙人が、メビウスに登場します。
彼は強い敵を求めて宇宙を彷徨っているという設定なのですが、
最後の最後で、メビウスたちを助けるために、
自ら盾となり、死んでしまいます。
その際、最後まで、
「別にお前を助けに来たわけでもない」
とか、
「お前を倒すのは俺だ」
とか、ツンデレなセリフを連発していたので、
2ちゃんねるにて「ツンデレ星人ザムシャー」という
称号を得るに至っていました。
円谷プロのスタッフは、
十分それを承知していたようです。
このSNSでは、ザムシャーは、
素直じゃない紹介文を書いていたり、
ウルトラ兄弟のサインが欲しいことを
うっかり知られてしまったり、
ヒカリが光の国に帰って、
1人になったときのメビウスを
つい慰めてしまったり、
自分のプロフには、
全くSNSに興味なさそうなことを言ってるクセに、
最終アクセスは10分以内だったり。
と、どこに出しても恥ずかしくない、
立派なツンデレぶりを見せつけてくれます。
その他にも、
マグマ星人の日記に、
最近ネットで話題になったmixi読み逃げ問題に
インスパイアされた日記があったり、
(マグマ星人は他にもアレな言動を連発)
mixiのコメント欄で時折見かける
みごとな連係プレーを再現していたり、
ウルトラマンが、
3分しか戦えないことに悩んでいたり、
アストラが、
メビウスに出演できて喜んでいたり、
戦わないメフィラス星人を、
非暴力主義のガンジーと絡めて紹介していたり、
スタッフがmixiに超気を使っていたり、
エンペラ星人が、
ライバルのウルトラの父よりも
より多くのマイミクを集めるべく奮闘しているらしいけど、
そのうち半分は、
自分で大量生産できるインペライザーだったり、
カネゴンがアフィリエイトしていたり、
「なんで!?」
と思うくらい、凝りに凝っています。
ノリノリです。
数え切れないほどの小ネタが仕込まれていて、
おそらく、全てを発見するのは不可能でしょう。
でも、こういう、
ただのお遊びに過剰なエネルギーを費やす態度は、
大好きです。
エンタティメントというものは、
こういう、遊び心のあるスタッフたちの手によって、
支えられているんだなーと思いました。
もしかしたら4月1日の1日だけしか見れないかもしれないので、
今のうちに、全部読んでおこうと思いますー。
● 2007年:ウルトラマンSNS:懲りすぎな円谷公式エイプリルフール、マグマ星人に見る、SNS内でのアレな言動まとめ
● 2008年:78ちゃんねるまとめサイト:今年も懲りすぎな円谷公式エイプリルフール
● 2009年:円谷エイプリルフール、今年は5つのブログが同時に立ち上がる
ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 メモリアルボックス
出演: 五十嵐隼士, 黒部進 監督: 小中和哉
【参考】
・78ちゃんねるまとめサイト:今年も懲りすぎな円谷公式エイプリルフール
・マグマ星人に見る、SNS内でのアレな言動まとめ