先日、整体の先生から聞いた話。
毎年今の季節になると、
●便秘気味だ
●体が急にかゆくなった
●嘔吐や下痢、高熱などの激しい体調崩れを起こしている
といった症状を訴える人が増えるんだとか。
で、これはその先生に言わせると、
全くもって当たり前で、
かつ、「そんな季節の対応方法」
というのもあるんだそうです。
ええ、ちゃんと対応方法も聞いてきましたよ。
もしかしたらどなたかの役に立つかもしれないので、
以下、聞いたことをメモしておきます。
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【ここ数週間の症状】
●便秘気味だ
●体が急にかゆくなった
●嘔吐や下痢、高熱などの激しい体調崩れを起こしている
【原因】
日本人の身体は、立春(2/4くらい)を過ぎると、
自動的に体が「冬モード」から「春モード」に
移行していきます。身体の雪解けと言いますか。
すると、腎臓や肝臓が活発に動き出し、
冬の間溜まった老廃物や余分な水分を、
対外に排出しようとします。
これが上手に排出できないと、
身体の様々なところに、影響が出てきます。
(間違ってたらスミマセン! でも大体こんな感じだったと思います……)
【対策】
この時期には、
「排出」を意識するのが基本。
具体的には、
●汗を出す
●便通を良くする
の2つ。
ではどうしたらいいでしょう?
その整体の先生の場合は、今の時期、
糸こんにゃくを1日1パックほど、
味噌汁に入れてバクバク食べるそうです。
他には、お酢やグレープフルーツ(つまりクエン酸)や
あさり、しじみ、春の山菜も
「体内に溜まったものを排出」するには効果的だとか。
半身浴したり運動したりして、
汗をよく出すのも大事だそうです。
【その他】
この時期にちゃんと排出ができていると、
もっと春が近づき肝臓の働きがさらに活発になったとき、
肝臓がスムーズに働いて、結果として、
花粉症などのアレルギーも緩和されるそうです。
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日本は季節が細かく移り変わるため、
人体には結構負担の大きい地域です。
ですから、昔の人は、それぞれの変わり目に、
食べ物や生活習慣を切り替えて、
上手に環境と身体を調和させてきました。
ただ、今はその生活の知恵が失われつつあり、
その結果として、
昔はなかったような体調の崩し方をする方が、
増えてきているんだそうです。
以下の本では、そんな
「日本の気候に合った生活のコツ」
の一部を紹介してます。
もし興味がある方は、お手元に置いといてみてください。
整体生活和の暦
寺門 琢己 (著)
僕も一冊持っていて、ときどき見返しては、
生活に組み入れています。
とてもいい本なのですが、僕の場合、
もう何度も読みすぎてほぼ憶えてしまっていて……
これの超ド詳しいバージョンを出してくれないかなあ。