新製品でもないし既に超有名な製品でもあるので、少しでも音に興味がある人にとっては今さらすぎるネタでしょうが、先日実際に購入して、世界が変わるほど感激したので、紹介させてください。
何をかというと、以下のヘッドフォンとスピーカーです。
Bose on-ear headphones オーディオヘッドホン | BOSE M2 マルチメディアスピーカー |
高いですよ。高いんですけど、値段を余裕で超える満足感でした。
まずヘッドフォンについて。
ピンクのiPod nanoとの組み合わせで使っています。デザイン的には完璧にちぐはぐですので、iPodはポケットの中に隠しています(恥)。
あ、そうそう。
最初に断っておくと、僕は音楽は大好きですが、オーディオ機器系のマニアでは全然ありません。
むしろ逆で、ちょっとした違い程度の良し悪しであれば、「別にどっちでもいいんじゃない?」と思うタイプです。本当に僕が好きなタイプのいい音聴きたいときはクラブに行くので。
で、このヘッドフォンを使ってみた感想です。
まず結論を言うと、最初の1音が聴こえてきた瞬間に、涙が出そうになりました。
朝の出勤ラッシュの電車の中だったにもかかわらず。
音が、全然、違うんです。
聴いていたのはフランソワ・ケボーキアンの「Masterpiece」というディープハウスのmix。
彼のmixは、いつも精密で複雑な音空間が構成されているのが特徴です。
Masterpiece: Mixed by Francois K
Francois K
それを、BOSEのヘッドフォンで聴くとですね。
まず、低音がしっかりと響いて、しかも柔らかい。
耳に痛くないのに腹にズッシリきます。
それに、細やかな音色の違いが、目が覚めるほどクッキリと聴き取れるんです。
なのにデジタルすぎるクリアな音ではなく、むしろアナログな温かみのある音なんです。
その心地よいこと心地よいこと。
まるでクラブにいるかのようです。
ビックカメラで試用したときより、何倍も素晴らしい。つけてればつけてるほどどんどん音が良くなっていきます。
そして、今までスルーしていた曲の意外な良いところが次から次へと見つかって、音楽体験が1秒ごとにどんどん豊かになっていきます。
こんなに素晴らしい買い物になるとは、思いもしませんでした。
もう1ついい点があります。これだけ音色が豊かだと、音量が小さくても満足できるんです。
僕はいままで、音に迫力が欲しかったので、いつも音量が大きめでした。
でも、それだと迫力は出るのですが、長時間だと耳が痛くなったりして、どうもイマイチ。
しかし、このBOSEのヘッドフォンであれば、音が小さくても、そう、囁きくらい小さくても、問題なし。
低音は響くし、さまざまな音色は聞き分けられるし、柔らかく暖かい雰囲気は消えません。
これだと、耳にもいいし、僕も満足だし、電池の持ちも良くなるし、周囲の人もより快適。
いいことだらけです。
音量を大きめにしても、最高です。
従来のヘッドフォンと比べ、音が柔らかいので、耳が痛くなりません。
まるで大きくて暖かいものに包まれたかのような気持ちになれます。
同じことは、同時に買ったスピーカーにも言えます。
僕ん家の場合、狭いのでターンテーブルの上にMacBookを置いて、以下のような形でくっつけて使っています。
音像もへったくれもないトホホなセッティングです。
でも、もうね、再生される音の深みが今までと全然違う。
部屋中が質のいい音で満たされて、快適なことこの上なし。
響くし、各音色の区分けもクッキリ。
だから今までよりグッと小さい音量でも問題なし。
MacBookで音楽が再生される回数が激増。
隣近所にも優しい。
今まで「別に普通」と思ってた曲までが、急に名曲に聴こえてきます。
曲によっては全然違うものにすら聞こえます。
だから最近は、今まで持ってたアルバムを再度掘り起こすのが楽しくなってきました。アーティストにとっても嬉しいことですよね。
確かに安くはない買い物でしたが、まだ買って1週間経ってないのに、もう元はとったという気持ちになるくらい満足度が高い、そんな製品でした。
もしヘッドフォンやスピーカーを買い換えようと思っている方がいらっしゃったら、ぜひBOSEを検討してみてください。奮発することになりますが、超オススメします。
BOSE Bose on-ear headphones
オーディオヘッドホン
¥23,700