超お久しぶりです。
1週間ほどグランドキャニオンに行ってました。
雲龍さんが夏至の夕暮れにグラキャニで笛を吹くというので、そのツアーに参加したんです。
現地の警官(!)がガイドをしてくれるので、いろいろ珍しいスポットも巡れるとのこと。
なので、いい写真を撮ろうと、デジカメを新調することにしました。
カメラ好きの人たちにいろいろ聞いたり調べたりしたところ、一眼レフよりも、以前から評判が高かった以下のデジカメがいいのではないかという結論に。
リコー
GX100
さっそく購入し、いざアメリカへ出陣。
そしてバシャバシャとシャッターを切りまくりました。
確かにGX100は素晴らしかったですよ。コアなピヨピヨマニアご存知のとおり僕は芸術的なまでに写真の才能がないのですが、そんな僕でも、ステキなショットがたくさん撮れました。
たとえばこれ。
絞りを限界まで開けて、シャッタースピード8秒というロング解放状態で、夜中の1時、真っ暗闇の中で撮影したモニュメントバレーです。
ね? ティム・バートンの映画か何かに出てきそうな、幻想的な美麗写真です。
とても自分で撮影したとは思えない……ウットリ……
同じ設定で満月を撮影するとこんな感じ。
グランドキャニオン周辺は空気が乾いてるので、鏡みたいに月が明るいんですよね。この写真の輝きはそのせいかも。
これは露出を上げて(1.3くらい?)撮影した大韓航空内です。
ただの飛行機が、妙に未来的に。
以下は単に露出を調整しただけの光の洞窟内です。
ところでこれ、写真のマジックじゃなくて、実際にこう見えるんですよ。
半端ないですよね。美しすぎて逆に怖かったです。
同じ洞窟内で、壁面の接写もしてみました。
岩の質感まで再現しているかのよう。素晴らしい表現力です(カメラが)。
すぐそばに生えてた小指くらいの大きさの花だって、
一眼レフで撮ったみたいにスゥイートに。
途中で立ち寄った恐竜の骨の発掘現場も、
太古の風を感じさせる洒落た砂漠写真に。
もちろんグランドキャニオン自体だって、あそこは広すぎてどこに焦点合わせたらいいか判らなくて撮影が難しかったのですが、それでもいい写真がたくさん撮れた気がします(後日写真アルバムをまとめて公開します)。
当初の目的だった「夕日のグラキャニ」もバッチシ。
……というわけで、このデジカメはホント素晴らしい!
「いやーいい買い物したなあ! 最近はBOSE on earといいNOD32といい、買い物運に恵まれてるなあ」と大満足して帰国したわけです。
そしてパソコンを立ち上げ、なんとなくアマゾンを見てみたら、こんな商品の紹介が目に飛び込んできたんです。
GX200
買って1週間でもう型落ちかよ!
なんというバッドタイミング。そういえばGX100を買うとき、いつもよりアマゾンのレスポンスが早かったような気がしたんだよなぁ。
あれは気が変わる前にとっとと買わせちゃおうという魂胆だったのか。
ムクムクと心にドス黒い敗北感が沸いてきましたが、でも……たとえ1週間後に新作が出るとわかっていたとしても、旅行のタイミング的には1週間前に買わなきゃいけなかったわけだし、いい写真も撮れたわけだし……三浦さんも「欲しいと思ったときが買い時!」と言ってるし……まあ……いいとするか……
RICOH Caplio GX100 パーフェクトガイド
デジタルフォト (著)
p.s.今回、デジカメと一緒にこの本も買いました。GX100の効果的な使い方がてんこ盛りで、とても役に立ちました。
GX200を買った方も、一度目を通しておいたほうがいいと思います。カメラって、使い方を覚えるとこんなに写真のクオリティがあがるんですね。かつての自分に教えてあげたいです。