NHKスペシャル「デジタルネイティブ」のサイトでデジタルネイティブ度を診断したら、高得点すぎて軽く凹んだいちるです。みなさんこんにちは。
この番組も見ました。
全体に通底していたメッセージは「インターネットを使いこなすと、世界中とつながって、今まで想像もしなかったような可能性が次々と開けるよ」みたいな感じでしょうか。
いろんな具体例が出てきて面白かったです。今、世界中で、ネットを介して、
- 世界中の見ず知らずの人と仲良くなっていく
- 学校教育に頼らず、自分の興味のあることをネットでどんどん調べ深く学んでいく
- やりたいことをメッセージとして出して、コミュニティを作る
- これらを、非常に軽快に、ストレスなく行う
みたいなことがたくさん起きているんですって。確かにギズモードの編集をしていても、そういう世界があることは肌で実感しますね。
ただ……この意見に賛成かというと、僕はちょっと懐疑的です。
これって、実際は、
「インターネットを使いこなすと、世界中とつながって、今まで想像もしなかったような可能性が次々と開けるよ」
じゃなくて、
「英語を使いこなすと、世界中とつながって、今まで想像もしなかったような可能性が次々と開けるよ」
じゃないかなー、って。
世界中に流暢じゃない英語でコミュニケーションを取れるエリアが広がった結果、たくさんの人と繋がることができるようになった、という。ネットはそれを加速しているけど、最も基本的なツールはネットじゃなくて英語じゃないか、と感じました。