植物解剖学。 レオナルド=ダ=ビンチは  ”良くない絵描きは他の絵描きから学び、 良い絵描きは自然から学ぶ” またカントは ”人間が作るものは模型であり、 その原型は生物の体の中にある” と言っています。 成長パターンからもわかるように種をとわず、 地球上の生き物には生存のための美しいパターンがあります。 あるいはそれらを美しいと我々が思うのは、 地球の重力の中で生きる同じ生き物としての 生存能力なのでしょうか? その美を知るために、今回は外観から描くだけでなく 葉を、花を、種子を一つ一つを良く見ていきます。 普段見えない内部も切って良く、観察します。 ミクロとマクロから見ていくと種類にとわず、 あるリズムがあります。 また植物が、光り、重力、風や音に反応する仕組み も簡単に学びます。植物の驚くべき能力です。 DNAを音楽に置き換えてみるバイオミュージック(!)もあり 哀愁をおびた美しい曲になるそうです。 飛行する種子、海に浮かんで流された種子、動物について移動する種子。 動かないと言われている植物の能力を、アッテンボロ-の紹介する 美しい写真をOHPで見ていきます。 こちらでもいくつか用意いたしますが、特に描いてみたい、中を見たい、 植物をご持参下さい。 必ず同じものを2つ用意して下さい。外見を描くものとバラバラにしても 良いもの。