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2005年9 月12日 (月)

asahi.com:「夜食は太る」原因たんぱく質解明 深夜に増え脂肪蓄積�-�暮らし

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 ダイエットに3時のおやつはOK、でも夜食は厳禁――? 体内時計を調整している細胞内の「BMAL1」と呼ばれるたんぱく質が、脂肪を蓄積する指図もしているらしいことが、日本大薬学部の榛葉(しんば)繁紀講師(衛生化学)らの研究で分かった。BMAL1は午後3時に最も少なくなり、深夜に増加する。米科学アカデミー紀要電子版に論文が掲載された。

 BMAL1は、昼夜の生活リズムを刻む体内時計を調整しており、脂肪組織に多く含まれている。午後3時ごろは微量で、午後10時~午前2時に最も多くなる。その差は約20倍にも上る。

 榛葉さんらは、遺伝子操作でBMAL1を持たないようにしたマウスを利用。このマウスから取った細胞は、栄養過剰にしても脂肪を蓄えなかったが、遺伝子をアデノウイルスを運び屋にして細胞に送り込み、BMAL1を大量につくらせると、脂肪を蓄え始めた。

 脂肪組織に変わるタイプの細胞に、BMAL1の遺伝子を送り込むと、脂肪の合成にかかわっている物質の量が増え、BMAL1と同じ日内変動を示すことも確かめた。

 榛葉さんは「昔から夜食は太ると言われてきたが、その原因が科学的に証明された。ただ、不規則な生活で体内時計が狂った人は、午後3時ごろに食べても太る可能性がある」といっている。



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