Link: POLAR BEAR BLOG: Google 2038.
オフィスでPCを見てたおかげで、面白いブログ記事を見つけました:
A Talk to Google's Larry Page in 2038 (Google Blogoscoped)
Google Blogoscopedは有名なので、既にご存知の方も多いかもしれません。タイトルから分かるように、ラリー・ページに2038年にインタビューしたらという冗談記事なのですが、すごく良くできています。ぜひ全文読んでいただきたいのですが、僕が面白かったポイントを抜き出してみます:
* 2006年、Web 2.0ブームが破綻。その結果Googleが多くの優良なstart-up企業を買収することになり、2038年のGoogle大繁栄の礎となる。
* 2030年、GoogleはMicrosoftを買収。その時点で既にMicrosoftは弱小企業となっている。
* ちなみにYahoo!はAsk Jeevesと合併して、AskYahooという企業になっている。
* 2038年、Google Printにより図書館の書籍全てをインデックス化したGoogleは、現実世界にあるあらゆるテキストのインデックス化を始める。その名も"Google Real World Texts Search"。
* Google Real World Texts Searchは殴り書き程度のテキストまでインデックス化する。インデックスされたくないものには、"no index"シールを貼るしかない。
* Googleはpersonal information agent、略してPIAという製品を無償配布している。これはAIが搭載されたロボットで、まるで人間と話すかのような感覚であらゆる質問に答えてくれる(なんと無くした物まで探してくれる!)。もちろんPIAには広告が掲載されている。
* あまりにPIAが人間のようなので、恋をする女性まで出現。その愛をPIAが拒絶した結果、女性が自殺してしまうという事件まで起きている。
* Googleは人々が話す雑談まで受信し、本部にデータを送っている。「プライバシー侵害では?」という突っ込みに対し、Googleの答えは「no indexシールを貼れば問題ない」。
* Google Translatorというツールまで完成。これにより、インデックス化されたデータは即時に7000もの言語に翻訳され、再インデックス化される。