イチロー “背中への意識”で進化
Link: イチロー “背中への意識”で進化.
安打量産態勢に入っている。5月5日以降の30試合で無安打は2試合だけ。その間に56安打を放ち、打率は・438。その好調の裏に“背中への意識”がある。打席に入るとわずかに上半身を反らせるようになった。「そこを意識してるところはある」。これによって昨年6月から意識的に上げ始めていた右足の上げ幅が小さくなった。
実は、シーズン262安打のメジャー記録を樹立した04年も6月下旬から背中を意識し始めたことが大爆発につながった。当時、その感覚について「プロに入ってからはなかったもの。小学生のころ。野球の動きが一番、思うように表現できた時期のもの」と語った“究極のフォーム”でもある。