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2006年11 月25日 (土)

パワーポイントの功罪

Link: パワーポイントの功罪.

散人も多くの講演を聴いたが、いまでも印象に残っている講演とは、決してパワーポイントを使ったものではなかった。一枚の資料も使用せずに話だけという講演が一番インパクトが強かったのだ。もちろん話し手の力量と内容が講演を印象深くしているのだが、同じ話でもパワーポイントを使えば印象が浅くなったと思う。

理由を考えると、パワーポイントを使用することによる話の流れの細分化が原因のようだ。パワーポイントを使うと1単位3分間の小話を数十つなぎ合わせるというかたちにならざるを得ない。話に大きな流れを作ることが難しいのである。3分間の小話は所詮3分間の話である。

良い講演とはだいたい話の流れが30分単位になっているようだ。話の流れに大きなうねりがある。漱石なんかはこの30分がもっと長くて、最後の方に行くまで準備期間という感じである(漱石の講演録は読むと面白い)。ところがパワーポイントじゃどうしても分断されたばらばらの話の継ぎ合わせという印象になるのだ。



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