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50億円にするため、宮内被告は買収予定の2社から架空発注をして売り上げを計上することを計画。堀江被告に報告すると「やりきるしかないよね」と言われ、実行した。宮内被告はこの架空発注について「結果的には粉飾をした」と認めた。堀江被告が粉飾を認識していたかについても、宮内被告は「期末の1カ月に大きな金額が計上されているので分かっていたと思う」と証言した。
また、宮内被告は「どうどうどう、株価どう? ファンド、すごいことになっちゃってるでしょう」と当時の堀江被告の口調も再現。小坂敏幸裁判長から「もう少しゆっくりと」と言われると「まねて言ってるので」と答え、傍聴席から笑いが起きた。また宮内被告は「非常に優れた経営者で、細かいところの数字もチェックしてましたので」と“ホメ殺し”もした。
かつての盟友の「告発」に、堀江被告は何度も首をかしげ、苦笑いした。ムッとして宮内被告の横顔を見つめることもしばしばで「おかしいよ」と小声でつぶやいた。また弁護側も検察の質問に「異議!」を連発した。閉廷後、宮内被告が再び目線を送ったが、堀江被告はぶ然とした表情のまま宙を見つめ続け、無視を決め込んだ。
宮内被告の証人尋問は、9月末まで5回にわたって続く予定だ。