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2007年12 月21日 (金)

暴対法:改正方針 暴力団抗争で娘巻き添え死…闘う母「勇気になる」 - 毎日jp(毎日新聞)

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 85年9月、兵庫県尼崎市で起きた暴力団抗争で、流れ弾に当たり、長女まやさん(当時19歳)が亡くなった。「テレビ局や舞台で照明係をしたい」。こんな夢に向かって歩み始めたところだった。

 実行犯が所属する組織トップの使用者責任を問い、損害賠償を求める訴訟を起こしたのは92年。しつこい嫌がらせが始まった。「娘のところに送ってやろうか」。電話で脅されるのは日常茶飯事。家の前に男2人が寝袋を持参して張り込んだ。窓から熱湯をかけて追い払ったが、何日もつきまとわれた。

 駅のホームにいたとき、体を寄せてきた男が無言で冷たいものを脇腹に押し当てた。「拳銃のようだった」。新幹線の切符売り場、美術館の入り口……。人目のある場所で何度も被害に遭った。

 「暴力団を排除しなければ、娘の死が無駄になる」。心が折れそうになるたび、まやさんの顔を思い浮かべた。



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