中日新聞:ドイツ人活動家の入国拒否 サミット反対集会に参加:社会(CHUNICHI Web)
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北海道小樽市の小樽港から入国しようとした反グローバリズム活動家のドイツ人男性が、上陸条件不適合として札幌入国管理局に入国を拒否されていたことが14日、分かった。
関係者によると、男性は15日に札幌市内で開かれるサミット反対の集会に出席する予定だった。札幌入管は「個別の事案には答えられない」としているが、7月の北海道洞爺湖サミットを控え、審査を厳格化した結果だとみられる。
札幌入管などによると男性はマーティン・クラマーさん(37)。7日、貨物船に乗り込んでロシアの港を出港し、小樽港には10日到着した。クラマーさんは入国目的を「観光」としているが、入管側は所持金が少なく、帰りの切符も持っていないなどの理由で入国を認めなかったという。
クラマーさんは13日、入管難民法に基づき入管に異議を申し立て、船内で待機を続けている。