「課題先進国」日本―キャッチアップからフロントランナーへ | |
小宮山 宏 中央公論新社 2007-09 売り上げランキング : 18864 おすすめ平均 久々に勇気づけられる著書に出会った 課題にまっさきに直面する日本の責任。そしてそれを動かす知の責任と可能性を感じた。 「失われた40年」からの脱却を目指すべく「課題解決先進国」日本へ! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
最近読んだ中では少しスケールを大きい話です。
日本が直面している課題群・・・たとえば高齢化とか、ヒートアイランドとか、その他色々あるけど、これって世界のどこよりも進んでるんですね。つまり課題先進国。
だから他の国を見渡しても、解決策って見当たらない。今までは、他の国のモデルを借りてきて、日本に合うように加工してればよかったけど、それが通用しない。自分たちが解決策を創らなきゃいけない。
そこで、日本はフロントランナーになることができる。課題先進国から課題解決先進国へ。
四川大地震から1年経ちましたが、日本の耐震建築の技術を中国に伝えるそうです。地震被害の先進国として日本が培ってきた防災技術ですもんね。どんどん教えてあげるべきです。海外貢献ってこういうことなんですよね。
社会企業家と呼ばれる人々が増えている現状も頼もしいです。解決すべき課題っていくらでもあるから、じゃあ自分は何をするのかってことですよね。個人的には医療とか、人の健康について貢献できればなって思って勉強してます。
目次:
1、日本の現状
2、二十一世紀の環境とエネルギーのビジョン
3、課題解決ビジョンを具体例で考える
4、目指すべき国家像
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