ゆーじさんが「数学で犯罪を解決する」という本を読んでいたのに触発され、私も数学本に挑戦。
超文系な私の心情をダイレクトにあらわしたかのようなタイトルに惹かれて
手にとりました。
数学でつまずくのはなぜか (講談社現代新書 (1925)) | |
小島 寛之 おすすめ平均 タイトルは?でも内容は!! 何年かに一冊の本かもしれない つまずきは大切 疑問 つまずき? Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ハイ、私数学つまずきましたー。
というか算数の段階でつまずいてますが。
この本では、学校教育で出てくる数学における
「つまずく」ポイントについて、
「なぜつまずきやすいのか」「こう考えればつまずかずにすむ」というところが
わかりやすく解説されておりました。
個人的には
マイナスかけるマイナスがなぜプラスになるのか、ということに対して
「反対の反対は賛成なのだー!!」という、生徒のバカボンのパパのまねからその説明をひらめくくだりなどが
かなり印象的。
…と、断片的な印象しか綴れていないのは
この本でも結局私は数学につまずいてしまったからです(笑)。
ただ、数学っていろんな約束事を積み上げたり重ねたり形を変えたり
そういうことによってつくられているというのが理解できたような。
と、これまた断片的かつ抽象的かつ文系的なまとめですが。
でもよい本でした。
以前家庭教師していて思っていたことなのですが、
、
中学や高校の数学って
最初に
「これはこういうもんなの!」っていうこと
(シラヌイさんの書いている約束事)
をイメージとして受け入れられるかどうか、のような気がします。
その決まりごとに疑問を投げかけると、
「超天才」or「つまづく」のどちらかに。
シラヌイさんの書き込みを見て、好奇心旺盛で、超天才になりそびれた教え子を思い出しました。
投稿情報: ゆーじ | 2008年5 月19日 (月) 22時01分
この本にも、まさにゆーじさんの言うような生徒の話が書かれていました。決まり事に疑問を投げかけすぎて成績が伸びなかった天才児の話。
いやでも、この本読んで、「数学好きな人には、数学はこういうふうに見えてるんだ」というイメージはすごくつきました。あと、学生のころよりは杓子定規に数学を捉えなくなったので、多少とっつきやすかったような。
投稿情報: シラヌイ | 2008年5 月20日 (火) 01時55分
小島さんの文、わかりやすいですよね。
確率的思考の本も面白かったですよ♪ ベイズ理論って、それを読んで初めて知りました。
投稿情報: ミミー | 2008年5 月20日 (火) 23時51分
確率的思考ですか!!それはちょっと面白そう。この小島さんの文章は、確かに文系人の私にもとっつきやすくて読みやすかったです。他のも読んでみようかな。
投稿情報: シラヌイ | 2008年5 月21日 (水) 22時19分