編集について、お勉強してみました。
ここで言う編集とは、人とコミュニケーションをとるときに、意識的であれ無意識的であれ、脳内で行われている情報処理全般を技術として取り出したもののようです。
知の編集術 (講談社現代新書) | |
松岡 正剛 講談社 2000-01 売り上げランキング : 7077 おすすめ平均 かなりマニアックな難解さです。何かを伝えようという努力を全く感じません。 編集という方法論の実践 私は好きです Amazonで詳しく見る by G-Tools |
要所要所に【編集稽古】というのがあり、編集術を磨くための具体的な問題があるので脳のトレーニングになります。
中でも個人的に気に入ったのは、映画の編集を想定した四枚のカットの並べ替えで、カットのつなぎ方の組み合わせが変われば物語の表情が大きく変わる様子が実感できて面白いです。
たとえば、機械システムの部品の各名称と特徴を覚えることや、コンピュータシステムの細かい用語を理解できることも、堂々としたコミュニケーションであると思っている。虫の名前や駅の名前を覚えることもいい。これらの一事が万事につながるはずなのである。
一事を万事につなげるのも編集の成せるワザなのでしょう。
なにはともあれ、必要なのは「遊び心」だというのが、この本を読んだ結論。
正剛さんの遊び心をまずは見習いたいです。
松岡正剛さんは、私も大好きです。
「千夜千冊」とかを見るにつけ
いろんな書籍や情報をばっさばっさと料理していく
松岡さんの編集力に驚かされるばかり。
ちょっと勇気は要りますが
「ISIS編集学校」もおすすめです♪
投稿情報: シラヌイ | 2008年12 月14日 (日) 11時11分
>シラヌイさん
千夜千冊はほんとハンパないですね。
ISIS編集学校・・・是非挑戦してみたいです。
投稿情報: まっくす | 2008年12 月14日 (日) 22時16分