シラヌイさん同様、最近近所の図書館に家族で通っています。
今回は夫が借りてきた本を読んでみました。
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 | |
大前 研一 三笠書房 2006-05-08 売り上げランキング : 1775 おすすめ平均 左脳→右脳→統合 「答えのない時代」にどう仕事するか、あえて本書に答えを探す 生きがいについて考える。愉快な人生より良い人生を! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
21世紀にまともな給料をもらって、よい生活をしようと思った時に何が必要なのか。
そのときに
1:よその国、特に途上国にできることは避ける。
2:コンピューターやロボットにできることは避ける。
3:反復性のあることは避ける。
なるほど確かにそうかも。
けれど何に注目していくか、ということで説かれている6つの感性(デザイン・物語・調和・共感・遊び心・生きがい)ってきっと今まで日本の社会では軽視されてたところがあるから、そう簡単に身についてはいかないかも。
そしてもう一冊。
ロウアーミドルの衝撃 | |
大前 研一 講談社 2006-01-26 売り上げランキング : 69838 おすすめ平均 過去〜現在〜未来に至るまでの日本の経済格差を理解するためのテキスト ある意味おもしろいです 日本社会システムのバラダイムへの警告 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日本のロウアーミドル層についての分析や提言が大部分ですが、上の本と趣旨は似ていると思います。最後の部分では国としてどのような施策をすべきなのかも提言されていて、より大きな視点でとらえていると思いました。また子供を持つ親としては教育について書かれた部分はうなずくところがとても多かったです!
どちらの本もまず個人の意識を変えていくことで周囲も変えて行こう!という著者の思いがみなぎってました。
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